リレーエッセイ6月

座り過ぎにご用心!  河上 さゆみ 

入会式を執り行って頂いたのが、2月20日のことでした。
あれからコロナ禍に見舞われ、皆様とお会いできない日が続いています。
いかがお過ごしでしょうか?

自宅で過ごす時間が長くなった今、運動不足が問題視されていますね。
もともと運動が苦手な私ですが、それでもコロナが流行る以前は週に1、2回ジムに通っていました。しかし、ジムが3密でありクラスターが起こる可能性が高いことから退会することに。外出制限されるようになって、座って過ごす時間が長くなった気がします。
ある日テレビを見ていた時のこと。「タバコ1本吸うことで寿命を11分短くし、1時間座ってテレビを見ている人は22分寿命を短くする。」と、どなたかは覚えていませんが話していました。座っている状態は、下半身の血流が滞りやすく血栓ができやすくなります。血栓ができてしまうと血液の流れに乗って、心筋梗塞や脳梗塞、肺塞栓などを起こすことがあります。喫煙に関しては、本人も健康に悪いという自覚もあるし、分煙や屋内施設の禁煙など周囲も積極的に働きかけて健康増進を図っています。しかし、長時間座り続けることが喫煙よりも健康を害しているとは本人も周囲もそれ程認識していない気がします。
オンライン授業やテレワークなど、座って作業をする方も多いでしょう。血栓予防には座りながら足首を動かす、弾性ストッキングを着用する、水分をこまめに摂ることも良いです。私は大好きなアメリカドラマ「大草原の小さな家」をスマートフォンで視聴する間、エアロバイクを漕ぐようにしていますが結構足にきます。コロナが終息する日がきても継続できるようがんばります!