リレーエッセイ3月

「踊蘭華威」    野口房美

 私の職場にはよさこいチームがあり、名称を「踊蘭華威 おどらんかい」といいます
その名称には「花の中でも豪華な蘭の花のように美しく、また勢いがあり困難にも負けない力強い踊り」という思いを込めています。法人内の各施設・病院の職員20歳代~50歳代の職員27名のチームです。医師・看護師・リハ職・介護職・ケアマネ・歯科衛生士等々、医療福祉の各専門職種で構成しています。独身もいれば既婚者やシングルマザーもいます。私は身体が踊りについていかなかったので、マネージャーで頑張っています。
「踊蘭華威」は“職員同士の団結を強める” “法人以外、特に学生の方々と交流を持ち当法人の名前を広報する”を目的としています。職場が法人内の各施設・病院でバラバラの為、一箇所に集まって練習する事が大変です。特に夜勤がある職種はなかなか勤務の調整ができず、家で練習し当日初めて踊りを合わせる時もあります。また勤務の関係で全員一緒に大会に出場する事は難しいですが、練習も大会も都合のつく職員で無理の無いように頑張っています。
普段はそれぞれの施設の夏祭りや敬老会などのオープニングで披露しています。
また、よさこい大会にも参加しており、一昨年度は「阿蘇のよさこい大会」、昨年度は「島原ふるさと産業祭り」にも参加しました。大きな大会である「火の国YOSAKOIまつり」にも参加したいと考えてますが、まだ力不足で自信が無いので練習を積み重ねて近い将来参加できるように頑張ります。合同で練習するのが大変だったり練習がきつかったりしますが、日頃職場が別でなかなか会う機会がない職員たちが一緒に頑張る姿を見るととても嬉しく思います。
 法人内の職員の数も年々増えてきました。これからも「踊蘭華威」の参加者を増やして職員交流を深め、団結力のある組織を作っていきたいと思っています。