リレーエッセイ7月
ボストン旅行 金澤郁子
先日、学会発表のためにボストンに行く息子に同行しました。
息子からの誘いは、未だ親離れできていないかとびっくりしましたが、何人かの友人に「それは親孝行よ」と言われ、少し嬉しくなりました。
せっかく誘ってくれたので、主人とふたりウキウキ気分で一緒に行くことにしました。
飛行機とホテルの予約以外はすべて個人で手配するまさしく手作りの旅でした。
コロナ禍の間に期限切れとなったパスポートの申請に始まり、ESTAの取得、「世界どこでもギガ」という携帯電話の申し込み、その他ネットでのレッドソックス野球観戦,有名オイスターバーでの食事
のオプショナルツアーの申し込み等を、久しぶりの海外旅行の準備に時代の流れを感じながら、あたふたとしましたが・・・
ボストンでの一週間はあっという間の日々でした。
添乗員のいない個人旅行なので空港からの移動にチャーリーカード(一週間乗り放題)という地下鉄カードを購入することからスタートし、またガイドブックでの予習で情報を得てなんとか乗り越えました。
市自体はそれほど広くないので、地下鉄と徒歩で簡単に移動でき、主な見どころは観光できました。
また、歴史的に古い都市なので重要な史跡も各所にあり、自然豊かな中に点在する有名な大学や病院群、美術館なども見てまわりました。
ただ、わかっていたこととはいえ、この円安の影響はすごいなぁと3人で昼食にハンバーガーを食べて一万円近くかかった時はまさに思いました。
でも、財布を気にせず食べたシーフードやステーキはさすがに美味でした。
息子との3人旅は初めてのことで、とても貴重な時間だったと思っています。
留守の間、孫四人と奮闘してくれた早織さん(息子の妻)ありがとう。