リレーエッセイ7月
田植え 武末優子
今年で3年目 無農薬米つくり
もちろん、3年前は生まれて初めての体験だった。
前々からお米を作ってみたいと強く思っていたら、偶然にも知り合いの農業の方から『武末さんお米、作ってみませんか?』の声掛けで始まった米作り
1年目は一反の田んぼで収穫量はおおよそ2俵半。素人にしてはよく育ってくれたものだと感心した。
2年目は期待も膨らみ上々だ!と思いきや、まさかのアクシデント。
収穫まであと一歩のところで雀の大群に襲われ、ほぼ全滅、途方に暮れた。
そして迎えた3年目、今年は場所も形もガラリと変えてNPO法人棚田オーナー制度に申し込んだ。
阿蘇西原白糸の滝の近くの棚田は高台にあり、その雄大な大地は
まるで母の無償の愛
両手を広げて待っていてくれた。
何度も、深呼吸したくなるほど空気も綺麗、清らかな水も溢れんばかりに轟轟と流れている。
そんな大自然の中での田植えは最高だ、心身ともにリフレッシュ
出来た!!
これまで一緒に頑張ってきた“米米カブリ”の仲間たちに支えられ、諦めないで良かった
本当に良かった。
はたして神様への献上米はたわわに実ってくれるだろうか?
今から秋の収穫祭が待ち遠しい・・・・・。