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リレーエッセイ |
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すみれメンバーが毎月交替で執筆します |
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ホバリング@ヘリコプター訓練 |
平成23年11月
桑原たか子
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独身時代にシステムエンジニアの仕事をやめ、思い切ってアメリカのパイロットスクールに入学しました。その基本訓練についてです。
へりの操縦の基本はホバリングです。
順調に訓練が進んでいても、時々思い出したかのようにアルファルファフィールドでホバリング訓練をします。八の字廻りやぐるっと一回転、など安定した高度で、速度一定で、などの練習します。
思いのままに機体が動いてくれるようになると面白くて面白くて・・・・
調子にのってくると、近くの管制塔にぶつかりかける事しばしばで
「あぶない!あぶない!・・・・」
ホバリングの他にも急ブレーキのかけ方もあります。衝突防止のためでしょうか。
また、巡航中に隣に乗っている教官がエンジンをいきなり切り、そのまま滑空して着陸する訓練などなど、色々な訓練がありました。
「ヘリコプターはエンジン切れたらどうなるの?!」とよく聞かれます
もちろん、その時はいきなり数mも落下します。
その間に、機首をぐっとさげ、今まで出してたスピードと向かい風の力をうまく利用すると、滑り台に乗ったかの様に、す〜っと滑空できます。
うまくなると、結構長く飛び続ける事ができるのです。
隣に教官が乗っているときは安心ですから、何度でもやりたくなる程面白い訓練です。
ヘリは低い高度で飛びますから、フリーウエイなどの大きな道路添いにコースを取ります。
エンジントラブルの時には、道路に着陸するかも、だからです。
でも、車を運転してるとき、ヘリが道路に不時着してきたらびっくりするだろうなあ。
日本では聞いた事がないですが、どうなのでしょうか。
****ブログに連載しているヘリコプター奮闘記より****
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今年の国際フラワー博出展のバラの花
〜幕張メッセ〜
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