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リレーエッセイ |
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すみれメンバーが毎月交替で執筆します |
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日々の思い |
平成23年5月
末藤順子
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此の度の東日本大震災に際しましては、唯々胸が痛むばかりです。何かお役に立てることは?と模索しながら、焦りと苛立ちの中で過ごす毎日です。被災者の方々へ心よりお見舞申し上げます。
ところで近年、健康志向の高まりを受けて、街の中でも自転車が復活してきているようです。市民の足としての静かなブームが、昭和時代を思い出させてくれます。
かく云う私も、ママチャリ派のひとりですが、気になる光景にもよく出遭います。一番多いのは、夜間の無灯火走行です。夜とはいえ、道路は街の灯のおかげで、真暗ということはなく、目が慣れれば、ライトがなくても不自由なく走れるのは事実です。
けれども、自動車や歩行者の側から云えば、自転車の姿は見えにくく、急に現れる感じで、ヒヤッとさせられることも度々です。
確かにライトをつけると、ペダルが幾分重くなるので、無灯火の方が楽なのは事実ですが、それって、自分の事しか考えないエゴの典型ですよね。
中高生なら未だしも、いい年をしたおねえさんやオバさん達が平気で走っているのに会うと、身勝手さに腹が立って、腹が立って…。相手の側に立って考えることをしない、こんな”自己中”の人達は、どんな子育てをしているんでしょうか。
警察の人の話では、取締りも最初は「注意」のみ。キップを切って罰金を科しても、平気で無視しようとするのは男性よりも女性に多いとのこと。結局、払わざるを得ないのに、ゴリ押しを通そうとする。そういう姿勢の先にモンスターペアレントの姿も見えるような気がしてなりません。
ケータイ片手に乗っている人も然り。雨の日に傘をさして乗る人も同じ。ちょっとした心がけで、事故を防ぐことは出来るのです。
この際、立止まって、自分や周りを静かに振返ることも大切かと思います。
「出来ることから始めよう。千里の道も一歩から」。私の好きなスローガンです
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