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 リレーエッセイ

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すみれメンバーが毎月交替で執筆します

規約決議・SOLT委員会に所属して
平成18年5月
福田 邦子 

 去る4月13日・14日の2日間、第20回国際ソロプチミストアメリカ日本南リジョン大会が、参加クラブ95クラブ、参加登録数1639名というたくさんの参加者を得て北九州市で開催されました。
 国際ソロプチミストは1921年10月3日、カルフォルニア州アラメダ郡に80名の有識女性によって結成されました。今年で85年の歴史を持っています。
 日本では、1960年7月2日に「東京ソロプチミストクラブ」が認証されています。10年後の1970年には5クラブ(東京、高松、京都、神戸、大阪)をもって「日本ソロプチミストクラブ」が結成されていますが、その後、クラブ数が100を超えて、地理上、運営管理上の問題から、それまで1つであった日本リジョンの分割が検討されました。1986年2月、臨時日本リジョン大会で5分割案が採択され、新生日本南リジョン(34クラブ)が、7月1日にスタートしました。
 熊本−すみれクラブは、日本南リジョンが誕生したその年、1987年2月5日に認証され、2007年2月5日には認証20年目を迎えます。
 今期、私は規約決議・SOLT委員会に所属しています。
 規約と細則は、どんな組織にとっても秩序ある一貫した働きをするために欠かせないものです。規約はその集団の権威者、法律、あるいは習慣により確立され、施行されるすべての行動の決まりであると定義されます。細則は、行動を特定する過程、あるいは何かを行う方法、従うべき一連のステップです。ともすれば、規約や細則が誓約のためにあるように思いがちですが、クラブを運営し奉仕活動を起こす際のよりどころになるのがクラブの規約です。
 ソロプチミストには定款、細則が確立されており、すべての会員がこれに従って行動することによって、組織の管理に一貫性がもて、円滑なクラブ運営や、奉仕活動の成果につながります。
 国際ソロプチミストは、その規約の一貫性、高い合理性、確立された規約に則った運営と専門的な知識を生かした奉仕活動が認められて、国連経済社会理事会(ECOSOC)のゼネラルの諮問資格が与えられています。
 "SOLT"は、Soroptimist Orientation and Leadership Training の頭文字です。SOLTには、ソロプチミストの歴史・目的・決意・ポリシー・プログラム活動を教育する点とソロプチミストが組織内や地域社会でリーダーシップを取れるように養成するという全般的な責任があるとされています。SO(会員教育)とLT(指導者養成)のどちらも必要とされていて、定例会合の折のミニ教育の時間に、私自身が会員の皆様と一緒に勉強する機会を与えられていて感謝しています。
 ソロプチミストのチャーターメンバーとして入会して、もうすぐ20年目を迎えます。役員会や委員会活動を通して、また、会員の皆様方とお付き合いをさせていただく事によって、たくさんのことを学ばせていただいています。これからも、ソロプチミストとして、お仲間と一緒に楽しく奉仕活動に参加していきたいと思っています。

  
 
 

   ☆似顔絵イラストは松藤真理子会員の作品です



              
   
ソロプチミストシンボルマーク