月に一度テーブルコーディネート教室に通っています。先生のご自宅で季節に合わせたテーブルセッティングの勉強をした後、みんなでケーキや料理を1、2品作り、頂きながらおしゃべりを楽しんでいます。すべて先生の手作りで9月は松茸懐石料理、12月はクリスマス会が恒例となっています。
先生は、東京修学旅行で当時は珍しかったワッフルの型にひとめぼれして購入し、行く先々でとても重い思いをしたというエピソードの持ち主です。そんな先生のお人柄とお作りになるケーキに魅せられて教室に通うこと8年。
あぁ美味しいと楽しんでばかりだった私に、半年前試練が訪れました。今年3月開催の“私の出会った国”というテーマのテーブルコーディネート展に出展することになったのです。楽しかったお教室が少々憂鬱になりました。人にお見せする自信も実力もなく、ほとほと困ってしまいました。
何回も友だちや先生に相談し試行錯誤することになりました。メインのお皿がジアンのオイスタープレートに決まり、やっとテーマに近づいてきました。国はフランス。自宅ミニシアターで大好きなフランス映画を観た後、友人とおしゃべりしながら生ガキとワインを食する・・・という我が家では起こらないロマンティックな設定にしてみました。
それから南仏のカキを食べているイメージを出すためにカモメが飛んでいるような花器をセンターに置き、その頃盛りのミモザを飾ることにしました。この時期フランスの村々ではミモザ祭りが行われるようです。まだ試作段階ですが、やっと写真のような形が出来上がりました。
もう少し熱心にテーブルコーディネートの勉強をしておくべきでしたが、私はこれからも細く長く楽しみながらこの教室に通うことでしょう。
ソロプチミスト熊本-すみれには、この教室でお知り合いになった蜑員にお誘いいただきました。ソロプチミストの活動も長く楽しみながら、でもいつでも一生懸命に取り組んでいきたいと思っています。
私の拙い展示はともかく、先生や他の出展の方たちの作品は素敵です。いろいろな“国”をテーマにしたコーディネート展、お時間ありましたら是非お立ち寄りください。