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リレーエッセイ 9月 essay

我が家の水                          齋藤禎子


 今年の夏は通常より異常に気温が高く熊本でも36度〜37度の日が数日続き、家の中で家族が熱中症になり病院で点滴をして大変だった等身近でも起きています。この様な日々が続くと努めて水分を取る努力をする事と暑さに対して我慢しない事だと思います。
 我が家には自慢できることが一つだけあります。
自宅は水道水を使っていますが食事の支度と飲み水は自噴水を使用しています。以前は製糸工場で絹糸を作っていましたので敷地の中の色々な場所に井戸があり一日中自然自噴していた箇所もありました。現在も敷地の一角に水が汲めるように整備しましたのでその水を自宅まで運んで使用しています。この自噴水は水道水と違い塩素も含まれず柔らかくおいしいのでファンが多く、ご近所の方、遠くから車できて、大きなタンクを何個も持ってきて持ち帰られる常連の方もおられます。水代はもちろん無料です。
 そのお陰で私の一日は朝起きたら一杯の水、次にお湯を沸かしてお茶を飲み
食前のコーヒー、食後のお茶、それから職場でのコーヒーと続きます。そしていつでも飲めるように水筒持参で出勤です。
 残暑厳しい日々、これからも自然の恵みに感謝して乗り切りたいと思います。

     

        




 国際ソロプチミスト熊本−すみれ

<例会日>
 毎月第3木曜日 午前10時〜
<例会場>
 ANAクラウンプラザホテル
     熊本ニュースカイ

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