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リレーエッセイ 6月 essay

癒しの熱帯魚!                          野口房美


私の勤める福祉施設に、大きな水槽に入って色とりどりの熱帯魚がやって来ました。
始めて見る魚ばかりで、何時間見ていてもあきません。
一番のお気に入りは小さな真っ赤なエビで、なぜか名前は「ホワイトソックス」と言います。いつもサンゴの後ろにいて、見つけるのに苦労します。
ご利用者の方々、ご家族、子供達にも大人気で、必ず水槽の前で足をとめられ魅入っておられます。1日1回エサを与える時には、熱帯魚たちが一斉に集まって来るので見ごたえがあり、ご利用者の方々もこぞって見学にいらっしゃいます。
熱帯魚の水槽を眺めることには、「癒し」の効果があります。
これをアクアリウムセラピーと言うそうです。
人間は元来、自然における水中や水場の近くにいるだけで心身が癒されます。
水の音や波の音、水中の響き、これらが心身に心地よい作用をもたらしてくれます。
水面のゆらめき、大きなサンゴの間を泳ぐ青や黄色の熱帯魚達、深い海の中のような感じさえ受けます。これらを眺めている事が、日常のストレスから解放されたリラックス(癒し)を生み出します。
時間に追われストレスが蔓延している現代社会において、アクアリウムセラピーはストレス軽減の効果的な方法ではないでしょうか。
水槽の中を大自然と思い泳いでいる熱帯魚たちに癒されながら、これからも職員のため、ご利用者のために頑張っていきたいと思います。
皆さまも一度癒されに来られませんか?

  

        




 国際ソロプチミスト熊本−すみれ

<例会日>
 毎月第3木曜日 午前10時〜
<例会場>
 ANAクラウンプラザホテル
     熊本ニュースカイ

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