「成功を祝うソロプチミスト賞」は、社会的・経済的エンパワーメントをもたらすプログラムを通じて女性と女児の生活を向上させたり、女性と女児の生活を向上させる組織としてのソロプチミストを推進する優れたクラブ・プロジェクトを称えるものです。
以下の内容で応募いたしました。
国際ソロプチミスト熊本―すみれ
『クラブ伝統チャリティ茶会』
〜 一碗でつなぐSOROPTIMIST Spirit 〜
認証31周年を迎えるSI熊本―すみれは、第13回となるチャリティ茶会を2018年4月に開催した。
この茶会は、1990年よりクラブ会員である2名の茶道師範のもとにほぼ2年に1度、3月桜の季節から5月の新緑が最も美しい季節に開催してきた。
日本を代表する表千家・裏千家茶道の2席を設け、伝統と格式にのっとったチャリティ茶会は、継続することで延6,000人もの客を動員しソロプチミストの知名度を高め、その益金で多くの夢を生きる女性たちを支援し,会員の奉仕の精神と絆を深める機会ともなっている。
28年間続けてきたこのチャリティ茶会は、開催を楽しみにされている一般の方々も多く、茶会に参加されたことで入会を決められるなど、【資金調達】【奉仕】【メンバーシップ】【広報】総てにおいて集約的な活動となり、クラブの代表的な、かつ伝統的なチャリティイベントと成長している。
また、千 嘉代子 裏千家14代家元夫人が日本のソロプチミスト設立の中心となり尽力されたことから、特に新入会員にとってはソロプチミストの歴史を知る良い機会でもある。
SI熊本―すみれチャリティ茶会は、資金調達を通してSIAの活動を支る目的・目標を達成しているといえる。
【女性と女児の生活向上】
13回の茶会の益金は、夢プロジェクトとして、「夢を生きる女性賞」クラブ賞、「夢を拓く」活動資金、経済的に困難な状況にある女性に対し就学して資格を取得するための、クラブ独自の「すみれライセンス基金」、また、パープルリボンプロジェクト(DV撲滅)などに活用されている。
【集合的影響力】
チラシ、クラブのリーフレットを配布することで、広くソロプチミストの理念・活動・支援先への理解を求めている。
また、茶会会場で「夢を生きる女性賞」、「すみれライセンス基金」、「ソロプチミスト日本財団」クラブ賞の贈呈式を行い、新聞、テレビ、地元経済誌での報道で広く周知と理解を促している。
【夢を拓く・・次世代へ】
大学・高校の茶道部の学生をボランティアとして参加してもらい、次世代の担い手としてソロプチミストの活動、奉仕の姿勢を感じてもらうと共に、広い意味で「夢を拓く」の一助になると考える。
*第13回茶会 2017年度*
【経費】
会場費、設営費、
抹茶、菓子、茶道消耗品他
752,384円
【総収益】
チケット販売(@1,500円)他
1,182,002円
【純収益】
429,618円
【支援先と支援金額】
*第13回茶会 2017年度*
・「夢を生きる女性」支援 120,000円
・「夢を拓く」 250,000円
*第1回〜第12回茶会 1989年度〜2015年度*
・「夢を生きる女性」支援 ・「夢を拓く」 ・「パープルリボンプロジェクト」
・SI熊本―すみれ「夢を生きるライセンス基金」 ・DV被害者支援施設 ・自立支援施設
・災害支援金
総額 約5,000,000円
【「クラブ寄付」への寄付予算化】
収益額にかかわらず、毎年50,000円を予算として計上している