リレーエッセイ9月

しなやかに….   都甲智恵 

 気がつけば、蝉の大合唱はおわり、家路につく車のライトとともにコオロギの輪唱が季節の移り変わりを教えてくれます。

 コロナ渦で世の中も変わりつつあり、会社も家庭も変化してきました。
 ボランティア活動をお休みし、仕事に専念する。
額縁、表装の専門店へ嫁ぎ20年….
物語のある額装(持ち込まれる作品ひとつひとつにストーリーがあって)
ロマンの表装(むかしの掛け軸、欄間額を修復し、時代をこえて現代に愛でる)
すてきなお仕事です。
 多くの方と出逢え、いろんな話も思いも教えてもらって構想がひろがります。
 小さな会社ですから、子育ても重なって毎日バタバタ。
ソロプチミスト-すみれ(女性のボランティア団体)の例会出席は月に一度のご褒美のようなものでした。
全員女性、会場は優雅で華やか。
ご挨拶や会話で場は和み、穏やかに、にこやかに、スタートします。
私の日常から一変!!
 実業界でも、家庭でも先輩の60代、70代そして80代のご婦人方。
拝見していても、議論を拝聴していても私には刺激的で、学びでした。
それは 「しなやかに….」

 まだまだ未熟だと気づかされた いま(現在)、多くの人と出会い、学び、たくさんの経験をして 自分にも周りの人にも….しなやかに…